2001年、アラジンとの生活

2001年9月1日、千葉の広々としたブリーダーさん宅から里子にきたアラジン。
その直後には大きな台風が来たり、ニューヨークの同時多発テロ事件などが起きたり、人間の社会は大きな変化を迎えていました。
また、アラジンはまもなく2歳を迎えるという年齢になるまで自然の中でかなり気ままに育っていたようです。東京都内で多くの人間や犬と出会う環境では、少しビビりな性格がでていたことや、突然手が付けられないほど走り回ってしまうようなことも、ときにはありました。
公園で、ちょっと油断したすきにいきなりリードをひきずったまま一人で歩きだし、なかなか追いつけない速さで大きな都道に出ていきそうになり、肝を冷やしたこともありました。頭脳が詰まってお利口だった先代犬ゴールデンレトリバーと比べて、ちょっとこの子はビジュアル系だね、などと失礼なことを言う家族もいたりしました。
けれど、アラジンはそれなりに一生懸命飼い主との生活に溶け込んでくれていました。先住犬と仲良しだったウサギともすぐ仲良くなり、徐々に東京での暮らしに慣れてくれたのです。

これは、アラジンが好んだケージ。ワゴン車の荷台に置いたケージに狙いを定めて飛び込み、身体の向きを変えて上手にケージに収まるというようなことを軽々とやってのける身体能力の高さに驚きました。

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