恐怖のデイジー

出会ったそのときにペットシーツで用を足したデイジーですが、その後、ついに一度もペットシーツでトイレができたことはありませんでした。
なぜか、ペットシーツの横にするとか、ペットシーツではないマット類の上でするとか、もう決めてしまったようでした。
飼い主も、留守中にお願いしていたペットシッターさんも、これはお手上げでした。そして、デイジーのトイレ、必然的にアラジンのトイレも飼い主宅のお庭になりました。後で思うと、みんなで外に出られて、そこで号令とともに用を足せばほめてもらえるということは、犬にとってとても楽しい時間だったのかもしれません。
また、デイジーは車酔いのひどい子犬でした。飼い主はアラジンとデイジーを連れて千葉のブリーダーさん宅へ遊びに行ったり、イングリッシュコッカースパニエルのグループの集会に出かけたり、熱海に住んでいた両親宅へ行ったりと非常によく出かけていたのですが、デイジーの車酔いは大変な恐怖でした。ケージに入れていたのでは、パニックになってしまうこともあって、結局2頭とともに飼い主の一方が車の後部座席に乗るのですが、気持ち悪くなったデイジーを落ち着かせることは難しく、どこかの公園などで降ろそうとしてもたいていは間に合わず、飼い主はよく洋服を汚されました。

しかし、この車酔いはあるときピッタリととまりました。それは、飼い主が古くなった車を新車に買い替えたときでした。いわゆる「足回り」が向上したためかもしれませんが、、、
そのおかげで飼い主は後部座席から解放してもらうことができましたし、アラジン、デイジーとの旅行の回数も増えていきました。

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